口元がブサイクなんて言わせない!歯の矯正で口元美人になるための治療法を紹介

口元がブサイクなんて言わせない!歯の矯正で口元美人になるための治療法を紹介

マスクなどで顔が隠れている人を眺めている人は、マスクの下がどのような状態になっているのか想像をめぐらし、自身の理想を勝手に投影してしまうそうです。

そして、マスクを外した顔を見た瞬間を見た時に「口元がブサイク」だと幻滅してしまうのでしょう。いずれにせよ、そうやって勝手にブサイクと判定されている人が気の毒です。

口元というのは美しさを決める大切なパーツであることが分かるでしょう。

 

私は日本矯正歯科学会の認定医・指導医として、数多くの矯正治療を行っています。口元の雰囲気と歯並びが関係している症例を数多く治療してきています。

今回は歯列矯正によって、自身の抱えているコンプレックスが解消できる可能性があることについて考えてみましょう。

口元がブサイクだと感じる人の悩み

顔の下半分において大きな割合を占めているのが口元です。この部位が原因で自身のことをブサイクだと感じて悩んでいる人はとても多いでしょう。

口元がブサイクだと感じる原因も実に多様なので、そのなかから代表的なものをピックアップして、その特徴とデメリットについて紹介しましょう。

歯並びが悪い

歯並びが悪い状態というのは、歯の土台となる顎と生えている歯のサイズが合っていないことが原因であることが多いでしょう。

顎のサイズが小さいと歯が収まりきれずガタガタに歯が生えてしまうし、歯のサイズが顎に比べて小さいと「すきっ歯」になってしまいます。

このような症状の人は、人前で歯を見せることに戸惑いを感じてしまいます。その為、笑うときに、とっさに口元を隠す癖がついている人も少なくありません。

顎が出ている

顎が前方へと出ていると、口元が出っ張った状態になります。顎のラインが美しいと顔全体の印象も違ってくるのですが、口元が前に出ているためにゴリラのような輪郭になっていることを悩んでいる人もいるでしょう。

顎が前方へと出ている状態を指す医学的な用語は存在しています。上顎が出ている場合は「上顎前突」と言い、下顎が出ている場合は「下顎前突」と言います。

さらに、上下ともに前方へと出ている場合は「上下顎前突」と呼びます。これらの症状を治すためには、口元を引っ込めるような処置をする必要があります。症例によっては顎の骨を外科的に手術しなければ治せない場合もありますが、外科手術をしなくても、抜歯と矯正だけで口元の見た目を大きく改善できる症例もとても多いです。

歯茎が見える

笑顔になった時に歯茎が目立つ人は、他人からはチャーミングだと捉えられても、当の本人は深く悩んでいるかも知れません。

前歯の位置や骨格や歯並びといった要因が絡んでいるケースが考えられるでしょう。

 

エラが張っている

自身の顔を見て「エラが張っている」と思った時に、それをポジティブに捉えられる人と、ネガティブに感じる人に大きく分かれるでしょう。

若い時は魅力的に映るポイントでもあるのですが、年齢を重ねるにつれて「骨骨しい」といった印象を相手に与えてしまいます。

エラが張る原因はいくつかの要素がありますが、なかには、歯の噛み合わせが悪いために筋肉が不必要に発達して、エラが張ったように見えてしまうケースもあるでしょう。

歯の矯正だけで「ブサイクな口元」から「美人な口元」にできる?

「口元がブサイクなのは、親から受け継いだ骨格のせいでどうしようもない」と決めつけてしまい、治すことができないものとして誤って捉えている人が少なくありません。

しかし、あることに注目して治療を受けると悩みが解消するケースがあります。その「あること」とは、ズバリ「歯列」です。歯並びを正しくすることで、自身の悩みを解消できることがあるのです。

もちろん骨格が大きく影響しているケースでは外科的な手術が必要な場合もありますが、外科手術を受けなくても矯正治療だけで口元の雰囲気を美しくできることも多いです。

どういった症状の人に歯列矯正が効果的なのか、いくつかの例をピックアップして紹介しましょう。

出っ歯・すきっ歯・八重歯の改善

上顎全体が前方へと突き出ていたり、上の前歯が前方へと角度がついて生えている状態を「出っ歯」と言います。歯列矯正により、前突した歯列を理想的な状態に引っ込めることが出来るでしょう。

また、顎に比べて歯のサイズが小さい「すきっ歯」と、その反対に顎に対して歯のサイズが大きい「叢生」、「八重歯」も、矯正治療によって、整った美しい歯列の状態にすることが可能です。

歯列が綺麗に整うことにより、心の底から笑いたい場面で、人目を気にせず思い切り笑顔になることが出来るでしょう。そうなることで「明るい人だな」といったポジティブな好印象を与えることが出来ます。

横顔美人になる

顔を真横から見て、鼻と下顎の先端を直線で結んだ線を「Eライン」と呼びます。この線上、もしくはやや内側に上下の唇が収まることが、美容業界では美しさの基準と捉えられています。

上顎もしくは下顎、あるいは両方の顎が前方へと突出している人に対しては、歯列矯正で口元を奥へと引っ込めることが可能なケースがあります。

その結果、Eラインの考え方に沿った、美しい横顔を手に入れることも夢ではありません。

輪郭がシャープになる

歯の噛み合わせが悪い人は、歯を噛み合わせる度に大きな筋力を必要として、咀嚼筋が発達してしまう場合があります。そのため、エラが張っている印象を与えるケースが考えられるでしょう。

歯列矯正によってバランスの良い嚙み合わせとなり、歯の噛み合わせることにそれほど力を要しない状態になると、不必要な筋肉が削げ落ちて、顔立ちがスッとシャープになる可能性があります。

「歯列矯正をしたら小顔になった」といった感想を抱く患者さんは一定数存在していますが、その原因は噛み合わせの悪さにあったと考えられるでしょう。

口元の悩みを解消する治療方法とは

歯列矯正で口元のブサイクを治せるとして、次に問題になるのは、矯正治療中であることが分かってしまうことではないでしょうか。矯正の目的が「ブサイクを治すこと」になっている人の中には、治療中の姿はなおさら気付かれたくないと考える人も多いでしょう。

また、営業職などに就くサラリーマンの方などは、ビジネス上のマナーとして治療を受けていることが分かってしまうこと自体を嫌うケースも存在しています。

ここでは矯正中も目立たない治療方法にフォーカスして、どのようなものがあるのか紹介しましょう。

目立たないタイプのワイヤー型矯正

矯正治療では最もオーソドックスな治療法であるワイヤー型矯正ですが、金属のギラギラした部品がそれぞれの歯に装着され、そこに同じく金属製で銀色のワイヤーが通ることから、目立って仕方ありませんでした。

これを解消するのが「審美ブラケット」と呼ばれる存在です。セラミックを用いて白色にしたものや、透明の樹脂を用いたものがあります。

ワイヤーも白色にコーティングされたものが用意されています。パッと見た感じでは矯正をしていると気付かれないでしょう。審美ブラケットは、装置代に少し費用が掛かることを覚えておきましょう。

歯列全体を矯正する場合、治療期間は1~3年程度かかります。また、装置費用としては85万~100万円程度必要となるでしょう。

歯の裏側(舌側)からのワイヤー型矯正

歯の裏側にすべての部品が付く為、笑顔で歯が見えたとしても、装置がほとんど見えないようになるのが、舌側からのワイヤー型矯正です。

表側に比べて歯の裏側は凹凸が大きく装置をつけることが難しいので、凸凹に合わせてピッタリと密着するようにブラケットを加工する必要があります。そこに技術が要求されるので、通常の表側からのワイヤー矯正に比べて、費用が高くなるでしょう。

治療期間は一般的なワイヤー型と比べて、多少長くなります。費用は130万~165万円と、高額になります。

マウスピース型矯正

ワイヤー型は一度装着すると取り外すことが出来ませんが、マウスピース型の矯正は食事や歯磨きなどの時に外すことが許されています。ただし、1日20時間以上の装着義務を守らないと、望んだ結果が得られません。

もう一つメリットを挙げるならば、透明の樹脂で出来ていることです。これにより、矯正をしていることが周囲に分かりづらいので、見た目を気にする人にマッチする治療法と言えそうです。

治療期間は歯列全体を矯正する場合、1〜3年かかります。また、費用としては70万〜100万円といったところでしょう。

 

 

ユニゾン矯正歯科銀座6丁目なら「歯並びと口元の雰囲気の改善」について相談可能!

このように、歯並びを治すことによって、きれいな歯並びを手に入れるだけでなく、口元の外観まで改善できる場合があります。一方、口元の突出感が歯並びだけでは治せない場合もあります。骨格に問題がある場合です。その場合は外科手術が必要となることもあります。

一番大事なのは、自分の口元や歯並びの症例に対して、どのような治療法が選択可能なのかをまず正しく知ることだと思います。そのうえで、どのような治療を選択するか、あらためて考えればいいと思います。

理想の自分に近づくための第一歩として、自分の口元は歯科矯正だけで改善できる症例なのか、まずは知ることから始めませんか。ユニゾン矯正歯科では、丁寧なカウンセリングを行ったうえでご説明いたします。


当院受付

当院診療風景

当院診療室の1室


まとめ

以上、口元がブサイクだと感じる人の悩みを紹介し、歯の矯正でその問題を解消できる可能性があることに触れ、その具体的な治療方法について解説しました。

「口元がもう少しマシだったらな…」と悩んでいる人は多いでしょう。また、他人から言われた何気ない一言で「私はブサイクだ」と思い込んでしまい、自身の顔が気になりだして止まらないケースもあるでしょう。

当院では、口元を美しく見せたいと考えている人に応えるべく、日々の業務に励んでいます。悩み事のある人は、ぜひ一度相談にお越しください。

                                  

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